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 ななめ向かいのホテルから
 普慶戲院を見下ろす
　普慶戲院を向かいのフォーチュナホテルの部屋から見下ろすとこうなっています。
　学芸員Ｋの香港原体験の風景のひとつが、このホテルの窓から見た向かいの普慶戲院の 『所羅門王寶藏』 の看板です。
　すでに香港がその一日も終えようかという遅い時刻に部屋に到着して、まずはさておき窓から何が見えるかとカーテンを開けたときに目に入ってきたのがこの看板。
　繰り返し書いてしまいましたが、とにかくこれが学芸員Ｋの香港の原風景なのです。
　この写真は到着の次の日に撮影したものだと思います。
　普慶戲院は彌敦道に面した中興酒店（CHUNGHING HOTEL）のビルに入っていました。この中興酒店は今はなく、普慶廣場（ASTOR PLAZA）ビルに建て替えられ、そこには逸東酒店（EATON HOTEL）が入っています。
　この写真を撮った、学芸員Ｋが気に入っていたクラシカルなフォーチュナホテル（富都酒店）も90年代半ばには取り壊され、新しいビルには系列の永安デパートが入っています。
　ちなみに写真右にあるのは彌敦酒店（NATHAN HOTEL）で、これはリニューアルされて外観は一変しましたが現在もあります。

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